季節の変わり目や梅雨時期など、気温に変化がある時期になると
衣替えやコタツ・布団などの季節物の出し入れが忙しくなります
そして多くの人を悩ませているもの
自律神経
言葉を知っているけど詳しくは分からないという方が殆どだと思います
今回はそんな「自律神経について」のお話です
皆さんこんにちは!リペルの健康担当こと”とみー”です!早速行って見ましょう
自律神経ってなに?
大まかに説明すると
「体の色々なものをコントロールしているもの」
もうこれは本当にざっくりとした説明です
少しずつ詳しくみていきます
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」に分かれます
自律神経の役割について
次に自律神経の役割についてのお話です
前提として簡単な解釈を出すと
交感神経 → 興奮させる神経
副交感神経 → リラックスさせる神経
だと思って下さい
自律神経の仕事
では働き方でみてみましょう
体 | 交感神経 | 副交感神経 |
筋肉 | 緊張 | 弛緩 |
汗腺 | 促進 | 抑制 |
血圧 | 上昇 | 降下 |
心拍 | 速くなる | 穏やかにする |
この辺はとても分かりやすく”興奮”と”リラックス”だと思います
少し複雑なところで
体 | 交感神経 | 副交感神経 |
腸 | 活動を抑制 | 活動を促進 |
血管 | 収縮 | 拡張 |
腸に対しての働きはイメージと逆になるのがわかりますね
これらが代表例になります
最後にシチュエーションの例を上げてみます
寒い時
体を温めるために体(筋肉)を震わせて熱を発生させようとします
熱を逃さないために汗をかかない様に働きます
心臓を早めて血液の流れを速くすることで熱を効率よく全身に回します
食事
食べたものを消化するために腸が働き始めます
食べた際の血糖値の上昇を抑えるための内臓の働きが加わります
この様に日常の中で自律神経はたくさんの仕事を強いられる様になります
季節の変わり目や、空調によって自律神経の働きがコロコロ変わることを考えたら
自律神経に課せられた仕事は途轍もない量になてしまいますね
自律神経系の悩み
ではいくつか症状について触れていきます
よくあるものとして
・寝れなくなった
・イライラする
・ずっとだるい、眠い
などが挙げられます
寝れなくなったりイライラするのは
交感神経が働きすぎて興奮しちゃってるから
ずっとだるい・眠いというのは
副交感神経が働きすぎてずっとリラックスし過ぎちゃっているから
という事になります
血管と内臓はイメージが変わってきます
・胃痛
・吐き気
・頭痛
これらは副交感神経の症状の一つです
副交感神経が強く働くことで内臓が活性化して胃酸が出過ぎたり、血管が広がりすぎて頭痛に繋がったりしてしまいます
他にも免疫力にも関わってきてしまうのが副交感神経由来のものです
難しい話が続いてますがついて来れているでしょうか?
きっと私ならすでに寝ています!
授業などで眠くなるのは先生の声や活字が副交感神経に刺激を与えているからですね!
(※嘘です)
重要な知識
お風呂に入った時の眠さは要注意!!
これは寒くて血管が収縮してるところからお風呂に入った時に急激に血管が拡張し、低血圧が起こっています!!いわゆる”気絶”に近い眠気なのです!
冬場にお風呂での事故が多いのはそういうことですので注意しましょう!!
私はお風呂の蓋を使って生首状態にして溺れないようにしたりしてます!
自律神経の整え方
整え方自体は実は難しくないのですが
”整えることが難しい環境”
になっている方が多いのが事実です
では紹介していきます
1.睡眠
これ結構な人が「あー…」「ですよねぇ…」となってしまうのではないでしょうか?
この記事を見て下さっているということは自律神経に関心があって
人によっては「どうにかしたい」と考えている人のはずです
”覚醒”と”睡眠”は分かりやすく自律神経の働きです
なので睡眠の質の向上は自律神経にとっても良い影響を出してくれます
ただ…
日本人は世界的に見た時に労働時間が長い国です
病気だったりストレスだったり、何らかが原因で寝れなくなっている人も多くいるのが現状です…
自分時間を設けようとした時に「睡眠を削る」という手段をとる人も多いと思います
だからこそ「わかってはいるんだけどねぇ…」になってしまいます
睡眠時間が取れない方のために
空間の明暗を利用しましょう
休む時は真っ暗に、起きたら陽の光を浴びる
自律神経を整える手段の一つになります
真っ暗な環境でのスマホは交感神経の作用を強めてしまうので控えましょう
というより悩んでいるのであれば辞めましょう!
2.運動
再度「ですよねー…」が聞こえてきそうですが
これに関しては鍛える事を目的としなくて良いです
上記にある通り「陽を浴びる」事を含めて大事になるので、
朝のラジオ体操だったり、ウォーキングでも良いでしょう
家から出たくない方はストレッチでも良いです
交感神経を刺激することで休む時の副交感神経への切り替えをしっかり行えるようになります
3.水分をちゃんと摂る
人間の体の約60%は水分です
この水分量が減ればその分不調に繋がります
水を飲む事で腸内環境を整え、血行を良くする
つまり一石二鳥です!
上記二つと比べても遥に継続しやすいものだと思うので
目に見える所に水を置いておくと良いでしょう
キンキンに冷えた水よりも常温かぬるま湯の方が腸に優しいので覚えておきましょう
当サロンでできること
当サロンでは
オステオパシーを基に手技での自律神経の調整も行っております
全身の筋肉や関節などの緊張のバランスの調整
内臓の調整
脳脊髄液の流れを改善
など、一人ひとりに必要な整え方を提案させていただき、身体に合わせて施術を行います
自分の体では気付けないことや、意外な原因が見つかるかも知れません
今まで解決できなかった悩みが見つかるかも知れないので
是非ともご相談ください!