昔から野球選手の間などで使われる言葉で

「肩は消耗品」

という言葉があるように、肩関節というパーツはとても負担のかかりやすい仕組みをしています

 

皆さんこんにちは！リペルの健康担当こと”トミー”です！

 

今回は「肩」のお話

 

 

肩関節とは

多くの関節は骨の凹部分に凸部分が合わさっているような構造をしています

その中でも「肩関節」はとても不安定な構造をしていて

《肩甲骨》に《上腕骨》が寄り添って、たくさんの筋肉にぶら下がってるような関節です

 

 

なぜ負担が多いのか

上記のような構造上

・筋肉に対しての依存性が強い

　ぶら下がっている状態に近いため、筋肉の衰えがハッキリと”関節に”負担を掛けるようになります

 

・くっついている筋肉が多い

　たくさんの筋肉で支えられている分、一つの筋肉の障害が”他の多くの筋肉に”負担を与えます

 

・可動域がとても広い

　これだけ不安定だからこそ可動域がとても広くなっているのですが、

　上記二つの性質上、仇となってしまう事もあります

 

この三つの要素があるからこそ負担になる原因に多く繋がっています

 

 

四十肩・五十肩

これは40歳・50歳に多く見られている症状なので俗称として呼ばれています

本来の名称は「肩関節周囲炎」というものになります

つまり肩関節の周りで炎症が起きてしまっている状態です

日常生活や仕事の中で日々繰り返される負担の中で、

柔軟性や筋力が衰えてしまい、炎症が起きやすい環境ができてしまい

最終的には《炎症》という形で発症してしまうようになります

 

肩を痛めないために大事にしたいモノ

肩関節の動きの中で、腕の骨を動かすという事が一番多く行われます

そして腕の骨だけの運動で肩甲骨の働きが疎かだと、本来の可動域を狭くしてしまっています

《肩甲骨》

肩関節にとって、肩甲骨はとても肝心な軸です

肩甲骨の向きが腕の動きに合わせて動いているかどうかがとても重要になります

もしも腕を動かしたい方向に対して肩甲骨が正しく動けていない場合

それは錆びてしまったネジの様に、関節は摩耗してしまい筋肉の負担は増え

やがて「肩関節周囲炎」を起こしてしまう様になります

 

 

《肩甲骨の運動》

よくいわれるのが

「肩に指先を付けて、肘で大きく円を書くように動かす」

説明の仕方は様々ですが、このニュアンスがとても多いと思います

確かにこの動きで間違いないのですが

『肩に指先を付けなくても』肩甲骨を大きく動かす意識を持てるようにならないといけません

ゆっくりでもいいので肩甲骨を動かして「肩の痛みや違和感から逃す様に」意識して動かしてみましょう

 

 

まとめ

肩に限らず全ての関節には大事な軸があります

その中でもたくさんの人が痛めやすく、傷めやすい《肩》を大事にしてあげることで

姿勢から運動のパフォーマンスまで、いろいろな事を良いものにしてあげることができます！

猫背やストレートネック、肩こりや首こり、緊張性頭痛などで悩んでいる方は

まずは肩甲骨の意識をしっかりとしてみましょう！